コツコツブログ

おいしいこと、たのしいこと、おとくなこと…いろいろ載せていく予定です

暑苦しくてバカバカしくて最高におもしろいSF名画『サマータイムマシン・ブルース』

今週のお題「名作」

夏といえばこの映画。
暑苦しくてバカバカしくて、それでいて完璧な伏線回収が気持ちいい作品です。

暑い夏の日。
前日にクーラーのリモコンが壊れたSF研究会の部室に突如現れたタイムマシン。
それが本物だとわかった部員たちが決めたタイムマシンの使い道は・・・
昨日に行ってクーラーのリモコンを取ってくること! なんて小さい(笑)!

しかし、そんな些細に思えることが様々な物事を巻き込んで大変な騒ぎに。
リモコンを取り返しただけでタイムパラドクスが起こりみんな消えてなくなってしまうのか・・・

SFの意味すら知らないおふざけ学生たち VS. 事の重大さに気づきリカバーに走る学生。
そこに謎のもっさりした未来人まで登場して、小事件の積み重ねでもうわちゃわちゃ。
そのひとつひとつが最高にくだらなくておもしろくて最高なのです。

笑い疲れさせながらも、小さな事件たちの伏線回収は完璧。
観た後の爽快感がたまらない映画です。

作品の内容以外の楽しみ方としては、役者さんたちの(今となってはの)豪華さです。
ブレイク前の上野樹里瑛太真木よう子ムロツヨシなどの演技が新鮮。
そして脇を固める佐々木蔵之介升毅などの実力派俳優たちも最高!

見どころ満載でこの映画のことを語り始めるといつも止まらなくなってしまいます。
ブログで書くにはスペース的に向いていないかもしれません。
でもとにかく、たくさんの人に観てほしい作品なので紹介させていただきました。
暑い夏の日にぜひ!

そしてこの作品、なんと森見登美彦先生の『四畳半神話大系』とのコラボもしてます。
その名も『四畳半タイムマシンブルース』。こちらも最高なのでご一緒にぜひ!